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どこでもGAIA〜地球に暮らす

藤野発。身の丈と地に足がついた暮らしを意識する、トランジションライフを発信します。

2015年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年09月

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2015.07.20 トットネス3日目  日英交流会

日英交流会を開いてくださいました。
トランジションタウンの活動つながりではなく、トットネスに住んでいる日本の方との交流会でした。
たくさんのお料理をつくってくださって、たくさんの方が集まってくださって楽しかったです。

藤野に来たことがある方がいらっしゃったり、トランジションのことをもっと話ししたり。
活動に関わっている方も何人か来てくださっていて、さらにプロジェクトについて話を聞いたりしました。


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2015.07.20 トットネス3日目  ロブさんとのお話

トランジションタウンの言い出しっぺ。ロブ・ホプキンスさんに会いました。
30分と言いながら1時間くらいいてくれました。

お話を聞きながら、とても共感することがたくさんありました。
そして、いろんな面でこうしてもいいのかな、どうすればいいのかな?ということも、
もっとやってみていいのではないかな、と思いました。
目的や方向は同じところを見ているし、違う方法だったとしても方向は同じ。
ロブさんに会えたことで、トランジションタウンの活動がもっと近くなったし、もっと楽になった気がします。

録音していたものをテキストにおこしました。
必要な方は、読んでみてください。

ここがトランジションタウンの発祥です。
すみっこでは水漏れをおこしている古い建物です。
借りています。キンキラキンだったらもっと失望したでしょう。
ひとつはトットネス、もうひとつはネットワークふたつの組織で共有していました。
トットネスの中でもかなりたくさんの会議が行われていた。
一日に4〜5回のミーティングが行われていました。

2005年 
最初は少ないメンバーではじめました。
何をするのかもわかっていませんでした。
2006年に大お披露目会をひらいた。400〜450人くらいが参加した。
ロンドンなどトットネス以外の4〜5カ所からも参加した。
参加した人が地元で立ち上げました。
どんどん広がっていった。
2007年 シューマッハカレッジで、ライフアフターオイルというタイトルでコースを開催した。
コースはライフアフターオイルという言葉を使って俳句のようなものを考えるコンペがあって、
優秀な作品の人がコースに無料で参加することができた。
そこで優勝したのが、ベンさんだった。(トランジションのキーパーソンになっている)
ベンさんが、ロブさんに、「あなたを見ていると、津波の前にたった一人で立っていて、すごいエネルギーのものを一人でやろうとしているように見える。あなたにはネットワークが必要。そのネットワーク作りに一年ただ働きをするよ」と申し出てくれた。
大きな財団から声がかかって、お茶を飲みに来ないかと言われて、2時間半くらい話をしたら、どうやったらあなたたちのサポートができますか?と申し出てくれた。
そのお金がトランジションネットワークの組織をつくるのに必要な経費をサポートしてくれた。
キッチンテーブルがオフィスだったけど、オフィスを借りることができた。
トランジションネットワークは、現在は12名で運営しています。
半分6名はトットネス、もう半分はイギリス内に住んでいます。
トランジションの立ち上がりのサポートをするのが目的。
国ごとにナショナルハブがある国が世界で26カ国。トランジションジャパンもそのひとつ。
トランジションネットワークの機能をナショナルハブに委譲していきたいと思っている。
4年前のロンドンの会議では、起業家を支援する会だった。
ビジネスの専門家が多い。トランジションのことを話した。
終わった後に長い沈黙があった。
パワフルなトランジションというブランドをただであげちゃうのですね、と言われた。
ネットワークでは、カンファレンス(今年の9月)やトレーニングをやっている。
私の役割は、ストーリーテラー。
トランジションの中の、いろんなコミュニティで起きていることを聞いてまわって、ブログや映画や本などで共有する。
年末にパリで行われるcop21のための、21のストーリーという本を書いている。
広がりのある多様な活動かを書いている。

最初、なぜはじめようと思ったのか?
「バックグラウンドはパーマカルチャーの先生。気候変動やエネルギーの問題に気がついたときに、自分がもっていることでできることはなんだろう。できることはパーマカルチャーのデザインでした。このツールがサステナブルな社会をつくるのに有効だと思った。当時は小さなニッチでやっていた。パーマカルチャーのなかにあるメインストリームに受け入れやすい形で提示した。気候変動の問題、思いやりのある反応、行動をしたかった。最初はまったく今のような状況はかんがえられなくて、驚きの連続でした。
多くの人が勝手に持って行ってやりはじめる。その人なりのやりかたでできるように。促進するけれど、これはトランジションだねとわかるデザインをしたいと思った。藤野やトットネスそれぞれの地域は違うし目に見えるものは違うけれど、思い、考えは共通している物がある。コカコーラのフランチャイズとは全く違うアプローチだと思う。」

普段はどこで何をしているのですか?
「オフィスでたくさんの電子メールに返事を書いている。旅をしてトランジションのスピーチをしている。8年前に飛行機に乗ることをやめた。電車でいけるところ、イタリア、オーストリアなど。日本には行けない。ネットワークのwebサイトは自分がほとんど運営していて、ものがたりを集めて紹介している。小さなビール工場のプロジェクトの運営にかかわっています。atmsプロジェクトのダイレクターをしています。4人の子どもの子育てと庭の作物をそだてることをしています。家族にトランジションの活動を強要したりはしない。」

世界の現状をどうとらえていますか?
「アイデアが現実になっていることがたくさんある。気の狂ったような活動だったけど、ブリストルでは800の施設で地域通貨が使える。地域で自分たちで電力をつくるなど、コミュニティに根ざした電力会社などもできてきている。すべては地域の経済かはじまる。地域の資源ではじめる。市議会で地域経済を持続可能にすることが話し合われている。一番興奮しているのは、なりゆきにまかせる。なるようにまかせる。想像をこえたことが起こっている。最初は環境運動的に考えていたけれど、やってきて文化を変えることだと考えはじめています」

これから先の未来
「ものすごい勢いでひろがったけれど、今はそれぞれの活動を深めている段階。未来をかたちづくる要素。一つは内なるトランジションのワーク。何をするかも大事だけれど、どういう思いで、どんな関係性をもってやるかも大事。持続するためには個人の底力、グループとしての底力、養うためのツールが必要だと思います。もう一つはリエコノミー。すべてボランティアでまかなうことは不可能。どうやって活動をしながら生計をたてるのかが大事。5年後には活動をして生計をたてられているようになってほしい。コミュニティが資産をもつというポジションにたつということ。成功している指標はトランジションと呼ばなくなること。文化になっていること。プレストンという場所の市議会では、リエコノミーの青写真を市議会でやりました。毎年750ポンドのお金を市議会で使っている。4パーセントしか町に落ちていないことがわかった。問いに向き合うというプロセスが大事。これから起きることが大事。その3つかな。」

2006年にお披露目会をしたときに何を話しましたか?
「市長さんは気が狂っていると言った。明確な答えではなく、具体的にどうやったらいいかという話はできないけれど、この壮大な実験に加わりませんか?と話した。オープンスペーステクノロジーのミーティングの手法をやった。ポストイットにあなたは何ができますか?コミュニティでは何ができますか?市議会として何ができますか?を書いてもらった。(タイムライン)最終的にはワーキンググループができることをデザインして開催した。食の問題でいい話をしてもらって、2週間後に続いてオープンスペースをやる。をやってみた。プロセスをデザインした。結果として何をしようとしているか。自発性に基づいてプロジェクトを支援する。」

コアメンバーの解散について、いままでそのような事例はあったか?
「おこりえることで原因は様々だけれども、少ない人数で多くのことをやろうとしたとき、みんなが疲れて解散してしまったということもある。グループ内で葛藤があって解決するスキルがないとが原因で解散することもある。解散してもまた集まってはじまることもある。再結成のときにリエコノミーの切り口があるのは助けになっている。慈善事業ではない。解散したとしてもトランジションという名前でなくても、アイデアは他のところで実現することもある。藤野電力やワーキンググループは続いたり、藤野以外の人にインスピレーションや影響を与えていることもあることも考えてみてください。ほかのいろんなところで進化の行程がある」

これから子どもたちのための食事をつくらなくてはいけない。では。

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2015.07.20 トットネス3日目  トランジション・ストリート

トランジションストリート 

Transition Street
http://www.transitionstreets.org.uk/

レポート
http://www.transitiontogether.org.uk/wp-content/uploads/2012/07/TransitionStreets-finalreport-27Sep2011.pdf

トットネスブックの最初の章をダウンロード
http://www.transitiontogether.org.uk/wp-content/uploads/2012/07/1.+GETTING+STARTED+Sep2011.pdf

コミュニティについての考え方が大きく変わった
エネルギーについての考え方も変わった

参加したときには、トットネスの中心地から今の郊外に引っ越したばかり。
まわりの人は誰も知らなかった。
近隣の人とつながることができた。
ローカル、地域、地球を同時に意識することができた。
地球に自分が所属しているんだという感覚を持てた。
この感覚を他の人にも伝えたいと思った。

《プロジェクト主催側の話》
最初は、transition togetherというプロジェクト名だった。
理由は3つある。
(1)よりトットネスのコミュニティに関わる人の範囲をひろげる。
イベントやミーティングにより多くの人に参加してもらう。
ホームパーティーをするような感じ。
(2)イギリスの住宅事情。エネルギー効率が悪い。
より、効率がよくなるように改装する必要があった。
補助してもらうことができるようにする必要があった。
(3)コミュニティのスケールはどのくらいなんだろう?

6〜8世帯が集まって、2週間に1回誰かの家に集まって、ワークブックを見ながら、
どうやってエネルギーをへらすか、学習した。
7回シリーズ。
1回目はお互いをよく知り合う。
2回目エネルギー。3回目水。4回目食。5回目ゴミ。6回目輸送。
7回目閉じる、集いを続けるかどうか。

ワークブックには、具体的にどんなことができるのか、あまりお金を使わなくてできることが書いてある。
・ガラスをペアガラスに変えましょう。
・薪ストーブを使ってみよう。
・屋根に断熱材を入れましょう。
・エネルギーモニターの使い方
何にどのくらいエネルギーがかかっているのか。
・どのくらいスーパーに依存しているか。
・ゴミをどうする、というよりもそもそもそんなに買う必要がある?
・ほんとに車は必要ですか?

・知るだけでエネルギー消費が変わる。
・家のつくりを変える前に行動が変わる。
・お互いが相談しあえるようになる。

参加者70グループ 関わった人1100人くらい
一世帯、平均年間で570ポンド(約10万円)の光熱費を削減することができた
一世帯、約1.2トンの二酸化炭素排出を減らせた

生活の質が上がった、近所の信頼が高まったというアンケートがあった。
より豊かになれることを実感してもらえたことがよかった。
喜びのエネルギーがあった。

《参加者ジョーさんのお話》
他の人の家を訪れる、いい言い訳になった。
近くにいても信頼関係をつくれないことが多い。
プロジェクトが終わった後も、病気をしたときなど助け合えることができた。
友情を分かち合う大切さ、同じところに所属しているという意識が生まれた。
集まった人たち、いろんな背景があるけれど、仲良くなれた。
毎回集まる家、ファシリテータも変えた。
ホストとファシリテータは同時にやらない。(たいへんだから)
どうして、地球に所属していると思ったのか。
享受している資源、ここでは豊富にあるけれどないところ、享受するのが困難なところもあるという意識が広がった。
資源をリスぺクトすることができた。
最初はローカルレベル、最後はもっとひろいスケールでどんな影響を与えるのかを考える時間をとるプログラムになっている。
家の前のこと、所有しているもののめんどうがきちんとみることができることが、大きな地球にとって大事だと思った。

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| よく生きるツアー@イギリス | 20:09 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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2015.07.20 トットネス3日目  お昼ご飯とトットネスのまち



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2015.07.20 トットネス3日目  リエコノミー・プロジェクト

ジェイさん リエコノミー・プロジェクト

気候変動、資源の枯渇の問題は経済の仕組みが生み出した問題。
グローバルな企業に牛耳られています。
多くの意志決定は、民主的なプロセスを経ていないことが多い。

グローバルな経済に依存していることから脱却することが出発点。
地域に根ざした経済。
何から?

たとえば、地域通貨(トットネスポンド)おもしろいんじゃない?
というところからはじまりました。
なぜ、自分たちの地域通貨を持つことが大切?

地域資本のビジネスの意識を高めることができる。(問題意識を高める)
地域の中にお金が循環する。(乗数効果)
地域通貨はぽこぽこと生まれている。

イギリス全国に地域通貨が広まっている。
ブリストル(50万人くらい)では、市長はお給料を地域通貨でもらっている。
税金も納められる。
スペイン セビリアでも始まりそう。
地域のアイデンティティを高めることに役に立つ。

4年前 2つのプロジェクトが始まった
★ローカル地域経済の青写真
Totnes Local Economic Blueprint

ダウンロード
http://www.transitiontowntotnes.org/groups/reconomybusinessnetwork/economic-blueprint/

地域のキーマンに地域経済を高めることを学んでもらうため。
どういう分野が持続可能にするセクターなのかを解明するため。

一年半くらい作成するのにかかった。
どんな地域経済ができたらいいんだろうね、というビジョンを描く。
地域経済の目的 
住んでいる人たちの幸福。
コミュニティの中にあるニーズを最大限に満たす。
資源を公平に分配する方法をみつける。
自然システムの限界を考慮する。

このなかの、食の部分。
食料にかける2/3のお金が1つのスーパーに落ちている。
トットネスで消費されるフードの3/4はトットネスの外から来ている。
スーパーそのものには4日分くらいの食料しかない。
スーパーがなくなったらどうするの?
スーパーは地域外のチェーン店。
スーパーは、地域のスーパーより雇用を生まない。
2200万ポンドをそのスーパーで落とします。

エネルギーの部分
6〜700万ポンドのお金が外に流れる。

住宅の部分
エネルギー効率のよい家
全国平均の2倍の人が光熱費を払えていない。
まっとうな家の定義 1/3くらいが基準を満たしていない。寒い。

健康と福祉の部分
NHS 国民保険制度
介護保険のしくみ

ローカルリーダーを訪ねていろいろなことを学びました。
ローカルリーダーからサポートをもらうことになった。

プロジェクトがいろいろとはじまった。
ケアリングタウン
リエコノミーセンター

★ローカルアントロプレナーフォーラム

| よく生きるツアー@イギリス | 18:55 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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2015.07.20 トットネス3日目  トランジションタウンの説明

ハルさんによるトランジションの紹介、説明

トットネスにはふたつのトランジションがあります。
・トランジション・タウン・トットネス
同じような団体は1000以上あります。
・トランジション・ネットワーク
トランジションの活動がトットネスで始まったから、ネットワークの基地がある。

ハルさんは、2008年から2010年くらいの間関わっていた。
エキサイティングなときでした。ウイルスのようにトランジションの活動が広がっていた時期。
これからトランジションを立ち上げようという人向けに、トランジショントレーニングをしていた。
トレーナーとして月に2,3回イギリスで開催していた時もある。

今はイギリスではピークを過ぎてペースダウンしている。
他の国でどんどん広がっている。
自分のまちでしっかりやることが大事だと思って今はネットワークのことはしていない。

世界中からトランジションの活動が知りたくて、トットネスに来るけれど、どこなんだ?
自動車は通っているし、エネルギー効率の悪い建物もたくさんある。
エコビレッジを想像していたり、夢の王国をイメージしてたら失望のプロセスに入る。
プロジェクトを聞くと希望が見える。目に見えない部分がたくさんあります。

集団的な内的部分が変わって、集団的な外的な部分が変わっていくことを望んでいる。

一般市民がボトムアップで変化を起こそうとしている。
一般の市民の人をどうプロセスに巻き込むかが肝心になってくる。

トランジションの鍵の言葉を3つに絞ったとすると
1 コミュニティ
地域のレベルで活動することが、より大きな変化になるかもしれない。
問題意識を高める、何が起きているのかを知らせる。(世界の多くの人は問題を共有していない)
かかわり方を提示する。(寄付や署名ではない方法)
世界で何が起きているか、地域で何がおきているか。
1992年6月リオサミットでの、ローカルアジェンダ21では、
Think Globally、 Act Locally(シンク・グローバリー、アクト・ローカリー)。
「地球規模で考え、足元から行動せよ」という標語がありました。
この考え方にインスパイヤされていて、トランジションの考え方に出会ったときに、
これこそ実践できる方法だと思った。

トランジションのきっかけ、出発点。
ピークオイルが出発点になりました。

トランジションは移行するという意味
大量に使用する化石燃料によって排出される二酸化炭素が気候変動を生み出している。
化石燃料を燃やさない、しなやかで強いレジリエンスがある暮らしに移行していくことにフォーカスをあてている。

2 レジリエンス
生態学、生物学の用語で、再生力や回復力や弾力性などという意味
地域が持っている底力。
まわりの変化に創造的な反応ができる力。
世間一般にはサステナビリティという言葉が使われているけれど、
トランジションではレジリエンスという言葉を使います。

地域のレジリエンスを高めるということが、どのようにプロジェクトに関わっているのか?
エネルギーの消費を減らすことではない方法。
地域の質を高める、豊かな暮らしをとりもどす。

サステイン=維持する。
今の状態を維持しても仕方がない。

伝統的な経済学の中では、あまり価値をおかれていないところ。
産業成長型社会(ジョアンナメイシーの言い方)は産業(売り上げ、利益)が成長することに重きが置かれている。
そこに価値を感じている人には抵抗がある。

ハルにとっては、魅力的に思っている。
目に見える部分ではなく、文化的なところ、経済に対する考え方を変えるというところが魅力的だと思った。

3 ローカライゼーション(地域化)
社会的にも経済的にも的をえた考え方だと思う。

パーマカルチャー 小さな規模で適切なやり方で変えていく

原理的なこと(たとえば、地域のものしか食べちゃだめ)を言うのではなく、
現実的にできることからやっていく。
地域の中だけの自給自足をめざしている訳ではない。

グローバル化した社会の一員という認識がある。
レジリエンスのある地域社会をたくさんつくって、ネットワークでつながることによって、
地域社会の一員でもありながらレジリエンスを高めていくという方法を模索しています。
過去を美化して、貧しくてつらい中世に戻るのではない。(産業革命以前に戻ろうということではない)
前に進もうという活動。

最近、韓国の人が来ることが多い。
記憶の中に自然と暮らしているイメージがある。

イギリス 
缶からはじめて食べものを食べた。
農民を農地から追いやった。
世界に比べて、食べ物と土地のつながりが断絶されている。
農、食とエネルギーのプロジェクトが多い。

| よく生きるツアー@イギリス | 17:39 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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2015.07.20 トットネス3日目  REconomy Project



トランジション・トットネスのプロジェクト。リエコノミープロジェクト。
そのリエコノミーセンターに行きました。

ジェイさんは、昨年末に浜松や藤野、小金井、津田沼に来て、ワークショップをしていただきました。
ジェイさんも駆けつけてくれました。
また、イネースさんにお会いすることができました。
今回は彼女がリエコノミーのワークをしてくれました。

REconomy Project
http://www.reconomy.org/

イネースさんのお話

トランジションタウンの活動に関わるようになって、データや検証があるのにどうして変われないのか?
意識はどう働いているのか?ということに興味をもちました。
日本人の考え方は誰から来ていますか?孔子?空海?
→だれというのはない。
どのような文化も、いくつかの考え方が混じってできている。
今日話をしたいのは、ケンウイルバーのインテグラルセオリーについて。
外側の人生と内側の人生がある。どちらもつながっている。
Individual(個)ーーーーーCollective(共同体)を縦軸
inner(内側)ーーーーーouter(外側)を横軸として
十字を描いて、意識がどこにあるのかを可視化してみる。
4つの象限
・内的で個人的な側面 
自分の内側でおこっていること
どんなに会話してもわからない
・外側の側面 見ていればわかる
目に見える行動を見て、相手のことを想像することができる
・内側の集団的な側面
文化、家族、集団で共有されていること
哲学的なこと、価値観。集団としてどういう行動をとるのか。
・外側の集団的な側面
建物、しくみ、構造、システム。
教育、政治、経済、社会的な行動。

どういう物語がそのひとにとって影響を与えるのか?
それぞれが影響しあっている。
普段は意識していないことを意識する。
変えようとすると、どの象限にも影響を与える。
生きるストーリーにも影響を与える。人それぞれのストーリーがある。
普段は意識していないところを意識化することで、意識を変える。

例としては、窓の外のかつてはゴミ捨て場だった場所。
通るときには、時間を過ごそうと思うような場所ではなかった。
今は、コミュニティガーデン。
目に見える形が変わったことによって、人の意識が変わる。
時間を過ごそうと思う。
こんな風にものごとって変えられるんだと思う人もいる。

外側の意識が変わると内側の意識が変わることもある。
逆も真なりで、どうありたいかという内側の意識を話すことによって、外側が変わることもある。
変化をおこすこともできる。

《経済という側面》
7年前にマックスニーフが中心になってつくったモデルに出逢った。
ハーバード大学の経済学者。
今まで学んだ経済学は実際の暮らしにはまったく役にたたない。
人間の根本的なニーズが大事と考えて編み出した、裸足の経済学。

・ワークショップ
いい人生を生きるために何が必要か?グループにわかれてポストイットに書き出す。
言葉が出なかったら、無人島に行くとしたら何を持って行くか?何が必要か?
出し終わったら、「休息」「参加」「安全」「自由」「愛情」「生存」「アイデンティティー」「理解」「創造」の9つのどこにあてはまるかを貼り付ける。

同時にいくつかのニーズを満たすものがいい。
たとえば鍋だとしても、大切ななべは、生存、アイデンティティ、愛情のニーズを満たすかもしれない。
ファッションは、アイデンティティを満たすかもしれないけれど、毎年変えないといけないというのは偽物。
それは、中毒症状。
なるべく、多くの真のニーズをもっているもので生きるとより豊かな人生になれる。

今回ワークをやってみて、休息にポストイットが貼られていなかった。
集団的な意識の中で生きている可能性があるのではないでしょうか?

大前提として、9つのニーズを生きるためには地球がないと生きていけない。
今、生きた地球を守る仕組みのなかにいない。
地球を侵害するところにいる。
生きた地球を守るためのしくみでないところに私たちがとじこめられている。
行動を変えなさいではなく、ニーズがみたせる人生を生きることを提案したい。
トランジションは変えなさいではなくて、生きた地球を守るというところにいたい。
トランジションのプロジェクトの中にどんなニーズがあるかをみてみてください。

こちらも参考にしてみてください。以前、ジェイさんを迎えて、藤野でやったワークショップの紹介です。
20141129-30 地域を幸せにする新しい経済の作り方WS@無形の家
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.499157483560216.1073741838.119818471494121&type=3

イネースさんのワークとお話しは、パワフルでした!
わかりやすくて、明快で。
一時間強のなかで、私たちの意識、ものの見方がぱっと変わる!そんな感覚でした。

このあと、窓の外のコミュニティガーデンに見学に行きました。
The Lamb Garden(Gardening for Health)
http://www.gardeningforhealth.org.uk/

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2015.07.20 トットネス3日目  トットネス入門

朝、雨上がりで虹が出ていました。
ハルさんがピックアップ後、川のほとりでトットネスの歴史について話してくれました。

ざっくりですが、羊毛と鈴が産業だった町で、エリザベス1世からある町だそうです。
デンマークからバイキングがダート川をのぼってこないように、一望に見渡せるところにCastles(1069年築)がありました。
1995年頃には木材を川で運んでいてどんどん大きな船が入ってきたそうです。
そうなれななるほど、雇用が減ったそうです。

現在では、住民は8500人。住宅の価格が高くなっている。
大きな雇用主がなくなり、雇用を生み出していない。
産業革命の鍵となるものがトットネスで生まれたという誇り。
小さな雇用を立ち上げて、地域に根ざしたちいさなビジネスをたくさんつくりたい、とハルさんは言っていました。

Totnes Information Centre
http://www.totnesinformation.co.uk/

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2015.07.19 トットネス2日目  トットネスの夜

この空は夜の8時頃かな?なかなか暗くなりません。
ホテルのパブで食事をしました。
フィンドホーンではほとんどアルコールや甘い物もなしだったので、みなさんビールで上機嫌^^;
私もハーフサイズの黒ビールを何度かいただきました。
このあと、ホテルまで散歩しながら帰りました。

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2015.07.19 トットネス2日目  Atmos Totnes

夕方、トランジション・トットネスのプロジェクトのAtmos Totnesでイベントをやっているので、
もう時間がぎりぎりだけれども行きたい人はどうぞ、と言われて行ってきました。
Atmos Totnes
http://atmostotnes.org/
このプロジェクトについてお話を聞いてきました。

トットネスの駅のすく近くに、ビクトリア時代1840年頃に建てられた歴史的にも貴重な建造物があります。
最近までは牛乳工場でしたが、8年前に他の工場と合併して閉鎖されました。
110人くらいが働き場を失いました。
この建物を壊さないで、教育、住居、コミュニティの運営の場にしようという活動がAtmos Totnesのプロジェクトです。
トランジション・トットネスに関わりのない人も関わっているプロジェクトだそうです。

まずは、この建物を壊さないで!という活動があったと記憶しています。
そして、この建物や周りのエリアを牛乳工場主から引き取り、どんな場所にしていくのかを、まちの人みんなで話し合っています。
この建物のこと、プロジェクトのことを町の人に向けて、説明会を何度もしたり、お宅に伺って話をしに行ったりと、草の根的に続けています。
どうしたい、こんな関わり方をしたい、気がついたことなどなど、いろんな人から聞き込んで、
3000人の人の動員をしたそうです。
トットネスの住民8000人の中でおそらく2000人くらい、そして外部の人が1000人くらいなのでは、とおっしゃっていました。
フェーズ1の段階で、そうやって聞いた意見をプランニング、設計などの専門家の人に伝え、どのような使い方がいいのか、青写真をつくりました。
その上で、イベントを開きまた意見を聞きました。
そして今は、住居、雇用というテーマで情報を整理しているそうです。
毎水曜をコンサルテーションの日として、ボランティアがいて、だれでも説明を受けに来てもらう。
また、大使と呼ばれる人が、各家庭に行って説明するなどの活動を続けているそうです。

小水力発電、アートスペース、レストラン、カフェ、コミュニティセンター、住まい、新しく立ち上がった企業のオフィスなどを、
このスペースに盛り込みたいとしています。
住まいでも高齢者向けの住まいも考えているそうです。
そのため、デベロッパー、不動産などの会社の関わりをどうするのかをみんなで話しあい、
いろいろな意見があったのですが、結局は私たちの考え方に理解のある会社や人に関わってもらうことにしたそうです。

プロジェクトチームは、補助金をもらって有償で関わっている人もいます。

イザムバード・キングダム・ブルネルはイギリスのエンジニアで、蒸気で動かす設計をした人。
そのまえに、トットネスでたくさんの石炭をつかわなくて、空気を送ってエネルギーを送るしくみをつくろうとしたアトムスフェリックさんという人がトットネスにいたことに由来して、アトムス プロジェクトと名付けたそうです。

この場所でプロジェクトのことがだれでも見られてわかるように、展示されています。
タイムライン この建物の歴史と、プロジェクトの経緯を年代別に書き込んでいます。
誰が、どんなプロジェクトに関わっているのかを、顔写真入りで紹介されています。
関わった人が、感じたことを書いた写真が張り出されています。
設計図があり、その場所にどんどん感想を書き込んでもらえるように付箋紙をはっています。
とても素敵でわかりやす、空間作りとデザイン。
可視化することで、関われる人が増える。そんなことを痛感しました。
コツコツの積み重ねなんだな〜としみじみ思いました。

数日後に会った、ケータリングをしている女性が、このプロジェクトでお店を出すのが夢なの!
とキラキラした瞳で話してくれたことに感動しました。




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