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藤野発。身の丈と地に足がついた暮らしを意識する、トランジションライフを発信します。

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2015.07.20 トットネス3日目  ロブさんとのお話

トランジションタウンの言い出しっぺ。ロブ・ホプキンスさんに会いました。
30分と言いながら1時間くらいいてくれました。

お話を聞きながら、とても共感することがたくさんありました。
そして、いろんな面でこうしてもいいのかな、どうすればいいのかな?ということも、
もっとやってみていいのではないかな、と思いました。
目的や方向は同じところを見ているし、違う方法だったとしても方向は同じ。
ロブさんに会えたことで、トランジションタウンの活動がもっと近くなったし、もっと楽になった気がします。

録音していたものをテキストにおこしました。
必要な方は、読んでみてください。

ここがトランジションタウンの発祥です。
すみっこでは水漏れをおこしている古い建物です。
借りています。キンキラキンだったらもっと失望したでしょう。
ひとつはトットネス、もうひとつはネットワークふたつの組織で共有していました。
トットネスの中でもかなりたくさんの会議が行われていた。
一日に4〜5回のミーティングが行われていました。

2005年 
最初は少ないメンバーではじめました。
何をするのかもわかっていませんでした。
2006年に大お披露目会をひらいた。400〜450人くらいが参加した。
ロンドンなどトットネス以外の4〜5カ所からも参加した。
参加した人が地元で立ち上げました。
どんどん広がっていった。
2007年 シューマッハカレッジで、ライフアフターオイルというタイトルでコースを開催した。
コースはライフアフターオイルという言葉を使って俳句のようなものを考えるコンペがあって、
優秀な作品の人がコースに無料で参加することができた。
そこで優勝したのが、ベンさんだった。(トランジションのキーパーソンになっている)
ベンさんが、ロブさんに、「あなたを見ていると、津波の前にたった一人で立っていて、すごいエネルギーのものを一人でやろうとしているように見える。あなたにはネットワークが必要。そのネットワーク作りに一年ただ働きをするよ」と申し出てくれた。
大きな財団から声がかかって、お茶を飲みに来ないかと言われて、2時間半くらい話をしたら、どうやったらあなたたちのサポートができますか?と申し出てくれた。
そのお金がトランジションネットワークの組織をつくるのに必要な経費をサポートしてくれた。
キッチンテーブルがオフィスだったけど、オフィスを借りることができた。
トランジションネットワークは、現在は12名で運営しています。
半分6名はトットネス、もう半分はイギリス内に住んでいます。
トランジションの立ち上がりのサポートをするのが目的。
国ごとにナショナルハブがある国が世界で26カ国。トランジションジャパンもそのひとつ。
トランジションネットワークの機能をナショナルハブに委譲していきたいと思っている。
4年前のロンドンの会議では、起業家を支援する会だった。
ビジネスの専門家が多い。トランジションのことを話した。
終わった後に長い沈黙があった。
パワフルなトランジションというブランドをただであげちゃうのですね、と言われた。
ネットワークでは、カンファレンス(今年の9月)やトレーニングをやっている。
私の役割は、ストーリーテラー。
トランジションの中の、いろんなコミュニティで起きていることを聞いてまわって、ブログや映画や本などで共有する。
年末にパリで行われるcop21のための、21のストーリーという本を書いている。
広がりのある多様な活動かを書いている。

最初、なぜはじめようと思ったのか?
「バックグラウンドはパーマカルチャーの先生。気候変動やエネルギーの問題に気がついたときに、自分がもっていることでできることはなんだろう。できることはパーマカルチャーのデザインでした。このツールがサステナブルな社会をつくるのに有効だと思った。当時は小さなニッチでやっていた。パーマカルチャーのなかにあるメインストリームに受け入れやすい形で提示した。気候変動の問題、思いやりのある反応、行動をしたかった。最初はまったく今のような状況はかんがえられなくて、驚きの連続でした。
多くの人が勝手に持って行ってやりはじめる。その人なりのやりかたでできるように。促進するけれど、これはトランジションだねとわかるデザインをしたいと思った。藤野やトットネスそれぞれの地域は違うし目に見えるものは違うけれど、思い、考えは共通している物がある。コカコーラのフランチャイズとは全く違うアプローチだと思う。」

普段はどこで何をしているのですか?
「オフィスでたくさんの電子メールに返事を書いている。旅をしてトランジションのスピーチをしている。8年前に飛行機に乗ることをやめた。電車でいけるところ、イタリア、オーストリアなど。日本には行けない。ネットワークのwebサイトは自分がほとんど運営していて、ものがたりを集めて紹介している。小さなビール工場のプロジェクトの運営にかかわっています。atmsプロジェクトのダイレクターをしています。4人の子どもの子育てと庭の作物をそだてることをしています。家族にトランジションの活動を強要したりはしない。」

世界の現状をどうとらえていますか?
「アイデアが現実になっていることがたくさんある。気の狂ったような活動だったけど、ブリストルでは800の施設で地域通貨が使える。地域で自分たちで電力をつくるなど、コミュニティに根ざした電力会社などもできてきている。すべては地域の経済かはじまる。地域の資源ではじめる。市議会で地域経済を持続可能にすることが話し合われている。一番興奮しているのは、なりゆきにまかせる。なるようにまかせる。想像をこえたことが起こっている。最初は環境運動的に考えていたけれど、やってきて文化を変えることだと考えはじめています」

これから先の未来
「ものすごい勢いでひろがったけれど、今はそれぞれの活動を深めている段階。未来をかたちづくる要素。一つは内なるトランジションのワーク。何をするかも大事だけれど、どういう思いで、どんな関係性をもってやるかも大事。持続するためには個人の底力、グループとしての底力、養うためのツールが必要だと思います。もう一つはリエコノミー。すべてボランティアでまかなうことは不可能。どうやって活動をしながら生計をたてるのかが大事。5年後には活動をして生計をたてられているようになってほしい。コミュニティが資産をもつというポジションにたつということ。成功している指標はトランジションと呼ばなくなること。文化になっていること。プレストンという場所の市議会では、リエコノミーの青写真を市議会でやりました。毎年750ポンドのお金を市議会で使っている。4パーセントしか町に落ちていないことがわかった。問いに向き合うというプロセスが大事。これから起きることが大事。その3つかな。」

2006年にお披露目会をしたときに何を話しましたか?
「市長さんは気が狂っていると言った。明確な答えではなく、具体的にどうやったらいいかという話はできないけれど、この壮大な実験に加わりませんか?と話した。オープンスペーステクノロジーのミーティングの手法をやった。ポストイットにあなたは何ができますか?コミュニティでは何ができますか?市議会として何ができますか?を書いてもらった。(タイムライン)最終的にはワーキンググループができることをデザインして開催した。食の問題でいい話をしてもらって、2週間後に続いてオープンスペースをやる。をやってみた。プロセスをデザインした。結果として何をしようとしているか。自発性に基づいてプロジェクトを支援する。」

コアメンバーの解散について、いままでそのような事例はあったか?
「おこりえることで原因は様々だけれども、少ない人数で多くのことをやろうとしたとき、みんなが疲れて解散してしまったということもある。グループ内で葛藤があって解決するスキルがないとが原因で解散することもある。解散してもまた集まってはじまることもある。再結成のときにリエコノミーの切り口があるのは助けになっている。慈善事業ではない。解散したとしてもトランジションという名前でなくても、アイデアは他のところで実現することもある。藤野電力やワーキンググループは続いたり、藤野以外の人にインスピレーションや影響を与えていることもあることも考えてみてください。ほかのいろんなところで進化の行程がある」

これから子どもたちのための食事をつくらなくてはいけない。では。

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| よく生きるツアー@イギリス | 22:44 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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