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藤野発。身の丈と地に足がついた暮らしを意識する、トランジションライフを発信します。

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2015.04.22「おらが大槌夢広場」さんとの交流会

2015.04.22「おらが大槌夢広場」さんとの交流会
ヒデさんつながりのご縁で、岩手県大槌町から、「おらが大槌夢広場」のみなさんが藤野に来てくださいました。
1Dayツアーとして、いっしょにトランジション藤野を案内させていただきました。
大槌町のみなさんの活動などを聞いているなかで、
「おらが大槌夢広場」のみなさんがされている活動、その想いにかなりショックをうけたのでシェアさせていただきます。長文申し訳ありません。

人との関係性の中で生きているなかでの、しがらみ、めんどうなこと、傷つきあうこと、それはどこにもあることかもしれません。現代はそこを排除して、関係を断絶して、回避して暮らしているのかもしれません。
私も、幼い頃は家庭の中で逃げる訳にもいかずに対面して、観察して、分析して、考えて考えて暮らしてきました。
そして、選んだ方法は逃げることでした。都会は、隠れ蓑をかぶっていても見つからない。お金という代償を支払って、そんな面倒な関係性を排除してきたように想います。
しかし、隠れ蓑をかぶれないまち。家族構成、性格、誰と誰が仲がいい悪いなど、住んでいる人のことをお互いがわかりあっているまちに住むということ、家族のしがらみなど、いろんな理由でそこから離れられないということ。
逃げることができない場所で身に付けた武器は、共感力。
だれがどんなことを想っている。その立場で感じてみる。
あらゆる角度から観察して、あらゆる角度で共感してみること。
住んでいる人が誰しもそんなベースがある訳ではないけれど、この活動に参加している方はそこを理解し、それが自分の長所としてとらえられています。

大槌町はプライドが高いまちだそうです。強かった南部藩の名残があり、周りから観ると、ちょっとやんちゃな人が多いと言います。
東日本大震災では半数以上のお宅が浸水し、役場の方がほとんど亡くなり、行政機関が麻痺して、復興が更に遅れたところだったと知りました。
いらっしゃったみなさんも、今でも仮設住宅に住んでいらっしゃいます。
みなさん、大切な方を震災で亡くしていらっしゃいます。

それでも、その震災で学んだこと、気づいたことを今、学びに変えることを活動としていらっしゃいます。
いくつか、活動内容はあるのですが、
『人は人で成長する』をコンセプトに、人育てとしてのツーリズム事業を展開されています。
「町を育てる人を育てる」をモットーに、次世代育成、産業育成、居場所づくり、生きがいづくりなどを。
その中でも、びっくりしたのが、リーダーシップ研修。
例えば、津波をかぶった町役場。その建物を残すか残さないか。
忘れないためにという人もいれば、思い出したくないという人もいる。
だれが正しいか正しくないなんて、決められない。しかし決めなくてはいけない。
『決断をする』ということは、覚悟を決めるということ、責任を取るということ。
会社の運営や、人生のいろいろなシーンで『決断』をしなくてはいけない場面は誰にでもあるはず。
そのときに、どうするのか。
そのときに、長けている共感力を発揮させる。
意見は異なっても、想いは同じところにあることが多い。
町役場を残す、壊すにしても、想いをたぐれば『また同じことを繰り返さない、たくさんの人が死んでほしくない』という想いに突き当たる。
想いを共感しあうこと。そのなかで、納得しあい、決断する方法をさぐります。
全員で同じ方向を見るのは無理。でも納得しあうことで前に進める。
いろいろなものの見方、感じ方を地元の人たちから学ぶワークをしていらっしゃいます。

自分たちの悲しみや悔しさや絶望感を話して、シェアして、気づいたこと学んだことをワークショップとして提供されている、そんな活動に揺さぶられました。
語り部ではなく、経験をシェアするというか、共感することで学ぶ。

『白黒はっきりさせるほど楽なものはない』という言葉にいい知れない深さを感じました。
そこで生きてきたからこそ出てくる台詞です。
はっきりさせると、自分だけではなく家族にも影響がある、と言います。
だから誰も排除できない。
強さを持ったグレーでなければいけないことがある。
外から見ると、え、それでどう決まったの?という場面がたくさんあるそうです。
地域の高いレジリエンスを感じました。

代表の臼沢さんが「一人では何もできないから仲間をつくるんだ」という言葉が印象にのこり、共感しました。

会話しているなかで、いろいろと感じたこと。
トランジション藤野と「おらが大槌夢広場」さんでやっていることとの共通点と学び
・臼沢さんが、エネルギーをつくるなんて想いもよらなかったと。
くらくなったら寝る、火がなくなったら炊く(火を起こす)。
更にシンプルだと感心しました。
・人の見方が変わるときにには、感情の揺らぎやショックがある。
・どちらにも大事にする哲学、思想がある。

今回、短時間でしたが深いものが刺さりました。
出逢いをありがとうございました。
いつか「おらが大槌夢広場」の活動を見に行きたいと思います。

「おらが大槌夢広場」
http://www.oraga-otsuchi.jp/

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| □トランジション藤野 | 16:07 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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