どこでもGAIA〜地球に暮らす

藤野発。身の丈と地に足がついた暮らしを意識する、トランジションライフを発信します。

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2018.06.16西原の中川さんを訪ねる

第2回目のパーマカルチャーアドバンスドコースの授業。(レポートとして長文になっています)
生活の中で伝統文化を引き継いでいくことの例として、西原村の中川さんを訪ね、お話と畑の見学をさせていただきました。

中川智さん81歳。生まれも育ちも山梨県北都留郡西原村。9年前までは立川の役場へ通勤していたそうです。
「雑穀は親父がやっていた」とおっしゃる中川さん。当然のことのように、何代前から続いているのかもわからないくらい前からの畑、暮らしをつないでいらっしゃいます。
暮らしのこと、地域のこと、畑の作業のことを詳しくお聞きしました。

麦が中心。米も陸稲。オバクという大麦を4〜5時間火にかけたものが主食だったそうです。(これはほんとに美味しいです)
7人兄弟の長男。家族は14〜15人が常にいる暮らし。塩(当時は専売だったので)と醤油以外は全て自給していたそうです。
もちろん、養蚕もやっていて、こんにゃくも。

1〜3月は、家で藁をなったり、家の中での手仕事。
背負子、カゴを編む。メダテをする。落ち葉を集めて堆肥をつくる。炭焼き。
鍬を野鍛冶と呼ばれる鍛冶屋さんが、農道具をメンテナンスしてくれたそうです。それぞれの家の畑の傾斜に合せて角度を調節してくれる。だから、みんな腰が曲がらないのかもしれないのかな、など話しました。
家単位、地域単位の暮らしの蓄積が独自の文化となっていくのだなと思いました。
3月、「最初はごぼうをまきなさい」と言われたそうです。
霜が降りないようになってから、徐々に種をまき始めます。
雑穀もばらまきでまくもの、苗を育ててから移植するものがあるそうです。
5月〜6月はお蚕様を育てる。(年に3回春、秋、晩秋)
お茶もこの頃。
6月は麦を刈り入れて。
7月は大麦で麹づくり。天然で麹ができる。
畑の手入れ、土寄せ、雑草は抜く。
雑穀は倒れないように支柱を立てる。鳥用の網をかける。
徐々に収穫。
10〜11月は穂刈り、屋根の上に干す。脱穀は手で叩いて、唐箕にかける。精米機にかけると粒が割れて虫が入るから使わない。
畑には刈った茎を倒してすき込む。麦をまくときもある。
11〜12月は土の天地返し。
こんな一年を代々続けているそうです。(お蚕さんはもうやっていないなどありますが)

7反の畑。5種のキビ、4種のアワ、2種のタカキビ、ハトムギ、シコクビエ、ヒエ、アマランサス、5種の大豆、3〜4種のインゲン、アズキ、モチムギ、ハトムギ、大麦、小麦、蕎麦、とうもろこし・・・・

畑は本当に美しい。
大麦の実が重くなり頭を垂れ、収穫を待っています。7反もの畑は全て手でうがう(たがやす)。そうすると、土の大きさが様々になって空気が入る。決して機械は入れない。土は柔らかく、ふかふかしている。
何百年前から作物をつくり続けている土なのだろう。その豊かさに、鳥肌がたちました。

作業のひとつひとつが美しく、農器具や道具は丁寧に手入れがされている。パーマカルチャーでいうアウトプットとインプットの循環がなされていて、葛のつるや藤のつるは、縛る道具になっている。ビニール紐は刈ったことがない。
ホウキも竹で作れる。
暮らしの中に人の知恵と工夫が溢れていて、丁寧に生きている証拠のような健康さ。

中川さんからは、「あたりまえ」という言葉が根付いてある。
「工夫しろ」「ぼけっと歩くな」「前もって準備する」「協力するのがあたりまえ」「つくることがあたりまえ」そんな言葉が何度がでてきました。
佐藤初女さんの言葉で、「面倒くさいという言葉が私は嫌いなの」と聞いたときにびっくりして、なんてすごいんだろうと思ったのですが、そのことを思い出していました。
きっと、「あたりまえ」も「協力する」も意識しないで当然のこととして、暮らしていらっしゃったのだと思います。
それが、道理であり、暮らしであり、文化だったのだろうと思いました。

キビともち米のおまんじゅうもいただきました。(あずきも全て自家製、そしてお茶も)

以前の資料を探してみると、2013年の年末にお伺いしていました。
小菅村雑穀ツアー☆お百姓クラブ2013.12.26
https://www.facebook.com/pg/ttfujino/photos/?tab=album&album_id=341969425945690

資料

山暮らしを学ぶ in 雑穀の村さいはら
山梨県旧西原村に息づく里山の知恵を、これからの暮らしにつなげる
http://yamakurashi-saihara.blog.jp/

◎雑穀の村復活プロジェクト
https://www.facebook.com/zakkokumura/

◎やまはた農園(山のおじい・おばあシリーズ)
https://www.facebook.com/yamahatafarm/?fref=ts

◎NPO法人さいはら
https://www.facebook.com/nposaihara/

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| PCJアドバンストコース | 20:21 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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2018.06.15藍建て

2018.06.15藍建て
昨年育てた藍で蒅をつくり、藍建てをしました。発酵がすすみ、2週間後に藍染ができるようになります。
しばし、藤野にいながらでも時空が変わるような静かな時間。
極みの世界が心地よい。

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| □暮らしのなかで | 16:39 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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鋭意稽古中^^

ホスピタリティに溢れています。。
稽古の初日には、みやこさんが夕食をつくってくださいました。
お料理に癒され、仔猫に癒され、音楽に癒され。。帰りたくない日々がはじまっています。
声を出し、金子みすゞと向かう日々。
奥が深いな〜みんなに届けたい。
ぜひ、再演にお越しください。shuのごはんも、むちゃ美味しいよ!

音楽朗読劇「100年のときをこえて〜みすゞから私へ〜」
https://www.facebook.com/events/605230896510954/

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| □藤野のこと | 16:29 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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2018.06.14トランジション藤野1Dayツアー

2018.06.14トランジション藤野1Dayツアー
この日は、静岡から11名来てくださいました。プラス1名の参加者で開催したツアー。
お天気もよく、森で蚊の襲来にもうけず、気持ちよく過ごせた1日になりました。
農的な関わりの方、コミュニティのことを知りたいというリクエストでカスタマイズした内容になりました。
結果、もっと知りたいとおっしゃっていただいて嬉しかったです。
みなさん、それぞれレポートなりでアウトプットしてくださって、それぞれの取り組みで響いたものがあったようです。

懐かしい人に出会えたり、そこでつながっているのね〜という人がいたり、みなさん初めてとは思えない様々なネットワークがうれしいです。
感想をいただくと、ほんとに励まされますし、出会えたことを嬉しく思います。
社会を見ていると、まだまだ一雫なんだけど、それでも出会うことで希望をいただきます。今後もつながっていきましょう〜!
お近くの方はチェックしてみてくださいね^^

しずおかエコビレッジネットワーク
https://www.facebook.com/ecovinet/?ref=br_rs

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| □トランジション藤野 | 13:26 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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× 2018.06.12菊川市立菊川西中学校(静岡県)で授業してきました!

2018.06.12菊川市立菊川西中学校(静岡県)で授業してきました!
中学1年生の50分の授業。どのように、パーマカルチャーをトランジションタウンを伝えるか。。ずいぶん、いろいろと考えました。パワーポイントで資料を作って、動画も挿入して、などなど。
発見や可能性にワクワクしてもらえたらいいなと思いながら。
あっという間の50分で、前半はお話。後半はワークショップをしました。

全校生約600人。昨年からパーマカルチャーを総合の授業で、全校生とが学んでいます。1年生はパーマカルチャーに触れてもらう。2年生は理論を知り、デザインしていく。3年生は実践していく。
すばらしいのは、先生なんだなと改めて思いました。
許可と責任を持ってくださっている校長先生。楽しんでもりもり授業を助け、行動していく先生。ほんとに教育に対して熱く。実践する楽しさを行動で巻き込んでいくすばらしさ。生徒たちとどんどん形にしていっていることが、行ってみて、見て、感じて伝わってきました。

パーマカルチャーは生きる術である。
それは、里山の文化であり、持続可能に暮らす工夫です。
子供達がその術を知ること、楽しんでいくことに本当に希望を感じます。

2年目の取り組み、いつまでできるかはわからないけど、子供たちが落ち着き、さまざまな観察をすることに興味を持つようになったとか、不登校の生徒がパーマカルチャーの授業だけ受けに来るなど、何かしらの効果が見えてきているようです。

60人の生徒が耳を傾け、にこにこしながら話を聞いてくれる。
ワークショップでは、自分のできること、してほしいことを書き出して、お友だちがどんなことを書いたのか、そのことについて、自分はどんな貢献ができるのかを考えてもらワークをしました。みんな声を出し、おしゃべりしながら○○さん、数学得意なんだ、教えて〜とかいろんな声がでていました。

大汗かきながら、走り続けましたが、ほんとに招いてくれてありがとう!という気持ちになりました。

立役者の #大村淳くんに、校舎を案内してもいました。
校舎のいたるところでゲリラガーデン化していて、花壇に玉ねぎやじゃがいも。
きゅうりのグリーンカーテンにマリーゴールド。
玉ねぎが豊作で、給食センターに寄付して1500人の給食になったそうです。
ほんとにおつかれさまです。
こんな学校を増やして行きましょう!

公立 菊川西中学校でパーマカルチャーが総合学習授業に!
http://tthamamatsu.net/wp/transition/pckikugawa/

菊川西中学校 パーマカルチャー教育
http://permacultureyaisho.hamazo.tv/e7621752.html

菊川市立菊川西中学校
http://www.city.kikugawa.shizuoka.jp/kikunishi/

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学校教科とパーマカルチャー

| □トランジションタウン | 12:34 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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